staff
スタッフ紹介
HOME / スタッフ紹介
  • 代表

    戸高 礼司

                              関西外国語大学英米語学科卒業。国内IT商社等での勤務を経て、2008年独立。2018年にチャレンジ学習塾を設立。これまで3校の都立高校で外部指導員や評議員の実績をもつ。2020年に秋川高等学院を開校。2025年NPO法人こどもの自立実践Labo代表理事就任                        

  • スタッフ

    阿久津 隆(つーさん)

    カシオ計算機株式会社の研究開発部門に勤務し、電子楽器、モバイルPC、データプロジェクタなどの企画開発およびプロジェクト推進業務に従事。その後、プラス株式会社に移籍し、事務機器や教育機器などの企画開発業務を担当。定年退職後は、東京都の外郭団体である東京都中小企業振興公社にて、開発案件のコーディネータとして活動。

  • スタッフ

    吉田 真人(ヨッシー)

    都留文科大学初等教育学科卒業。卒業後、相模原市の小学校教諭として10年間勤務。そのうち8年間は特別支援学級の担任を務める。社会教育士の資格取得。

                       

      

                       

代表から一言

                          みなさま、当HPを訪問していただき、まことにありがとうございます。ここで、 秋川高等学院を設立するに至った想いをみなさまと共有したいとおもいました。
2016年の夏、私はあるボランティア団体のリーダーとして、青少年育成事業に取り組んでいました。
市内の中高生約20名と月に2回ほどミーティングを行い、夏のイベントに向けた準備を進めていました。

3月からスタートした活動も6月頃にはすっかり打ち解けて、和気あいあいとした雰囲気に。
私はリーダーとして、「俺、めっちゃ仕事してるやん!」「子どもたち、すごくイキイキしてる!」と手応えを感じていました。

そんなある日、いつもニコニコと話しかけてくれる女の子が、泣きそうな顔をしているのを見かけました。
「どうしたの?」と声をかけると、彼女は言いました。
「学校のこと、家族のこと、それに世の中も変なニュースばかりで…将来が不安なんです。」
その瞬間、私は今までの自分の態度を恥ずかしく思いました。
子どもたちは笑顔で楽しく過ごしているように見えて、内心では不安を抱えながら、それでも私たち大人に“いい顔”
を見せてくれていたのだと気づいたのです。

その気づきは、私の中にぽっかりと穴があいたような、説明できない寂しさとまた、感じたことのない
責任感をもたらしました。
「この子たちは、今、目には見えない大きな不安の中にいる。そのことを知ってしまった大人とし
て何かしなければ」——そう強く思いました。

それから半年。あの時の彼女の言葉と、子どもたちの抱える悩みが、ずっと心の中に残り続けました。
そして私は「大人として、自分なりの答えを出したい」と決意しました。

2017年1月、まずは“子どもに寄り添うこと”を第一に考え、学習塾を設立。
そして2020年、秋川高等学院を立ち上げました。

2017年から2022年までは、都立高校の外部指導員として、教育現場で「自分に何ができるか」を学ぶ時間を過ごしました。
都立高校にはできないことがきっとあるはずだ、とだんだんと思うようになりました。
そして、「自分にできることは大きくはない。たくさんの子を救うことはできないかもしれない。
でも、やれることは確かにある」と確信するようになりました。
秋川高等学院は、小中学校で学校に行けなかった子、高校に行けなかった子、何らかの理由で居場所を失ってしまった子たちが、
元気を取り戻し、社会へ羽ばたくための場所です。

最初は全然通えなくても大丈夫です。少しずつで構いません。
そういう子たちも、卒業する頃には皆、元気になっています。

ぜひ一度、見学に来てください。
あなたにとって、新しい一歩になるかもしれません。