秋川高等学院について

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overview学校概要

高校になじみにくい
子ども達のための学院

様々な理由で不登校になった生徒たちを対象とした通信制サポート校です。起立性調節障害で朝起きられない、進学した全日制高校に馴染めない、小中学生時代から登校に困難を感じていたなど、生徒それぞれの背景に配慮しています。

個々の生徒のペースに合わせた指導を基本とし、負担の少ない通学時間の設定と少人数制クラスによる丁寧なサポートを組み合わせることで、生徒一人ひとりに寄り添った教育環境を整えています。

当校の教育方針は「みんなちがって、みんないい」という考えに基づいており、スタッフ全員が生徒の伴走者として寄り添い、他者を認め、自己の役割を理解する力を育成するよう取り組んでいます。また、社会で自立して生きるために必要なスキルを培うことに重点を置いています。生徒たちが自信を取り戻して将来への希望を見出せるよう支援し、一人ひとりの生徒が自分らしく成長し、社会に貢献できる人材となることを目指しています。

独自カリキュラム
地元企業と連携した職場体験

地元企業や農家と連携した職場体験では、ワイン造りを一年を通して体験していきます。ぶどうづくりから始まり、実際にワインになっていく過程を体験する事によって、自分たちがやってきた事が形になっていく事を体感できます。同時に、生徒たちが社会人としてのマナーや常識を学び、実際に働く大人と関わりながらの実体験を積んでいます。
また、夏祭り運営スタッフなどのボランティア活動への積極的な参加を通じて、生徒たちの自主性を養っています。地域社会との関わりを持つことで、自己の役割を認識し、他者への思いやりの心を育みます。
就職を希望する生徒には、個々の希望に沿った地元企業をご紹介しております。また、専門学校や大学への進学を希望する生徒に対しても適切なサポートを行っています。

星槎国際立川学習センターと提携

星槎国際立川高の連携サポート校として、同校が主催するほぼ全てのイベント、企画に参加する事が可能です。
また月に数回、星槎国際立川学習センターに通いスクーリングなどの活動に参加します。当校では実施が困難な規模の大きな活動を行うことができ、生徒たちにより多様な学習機会を提供しています。提携校の豊富な取り組みに触れることで生徒たちの興味関心を広げ、より充実した学習体験を実現しています。

転入学・編入学の受け入れ対応

現在高校に通っている方や、様々な事情で高校を中退された方も編入学や転入学を通じて当校で学ぶことができます。すでに修得している単位を引き継げるため、学年が遅れることなく同級生と一緒に卒業することが可能です。

当校では、個々の状況や学習スタイルに合わせて柔軟に対応し、高校卒業資格の取得をサポートします。一人ひとりのペースと目標に応じた学習計画を立て、着実に単位を積み重ねていくことができます。

study学習内容

日々の学習は秋川駅徒歩1分の当校で行います。
学習指導内容は本校の指導方針を基に、独自のカリキュラムを組み合わせて構成されています。

週3回の通学でレポート提出

                   

通学は10時~13時(コアタイムは11時~12時のフレックス制)、自分のペースで週1~3日、2時間程度。月1回土曜日(10時-15時の好きな時間)に立川でのスクーリングがあります

星槎国際立川と提携

                   

単位認定試験(年2回)とスクーリングは星槎国際立川学習センターで実施されます。スクーリング(立川)は通いやすい、月1回の10-15時の好きな時間を選べます。

3年間単位制

レポート提出や活動参加など自分のペースで単位を取得できます。転入学・編入学の場合も前在籍校の取得単位を引き継げます。

座学以外の実践的な活動

ワイナリー実習や地元卓球教室参加など、年間を通じて100以上の実践的なゼミ授業で単位取得が可能です。

地元コミュニティと連携

                   

職場体験や地域活動に積極的に参加して、いろいろな方々とふれあう機会をもっています。その活動を通して地域の理解を得られるとともに、アルバイトや就職活動にもつなげています。

高校卒業資格を取得するために必要なこと

  • 所定のレポート提出
  • 3年間で74単位の取得
  • 単位認定試験の実施
  • 所定回数のスクーリング参加(星槎国際立川にて実施)

message代表よりメッセージ

          みなさん、こんにちは。

私はこれまで都内の
3つの都立高校で
さまざまな形で学校現場に
携わってきました。
その中で多くの生徒達と出会い
都立高校のすばらしさも実感してきました。
しかし同時に、既存の枠組みからこぼれてしまう
生徒達がいる事も強く感じてきました。「もっとこうしてあげられたら」
「こういう場所があれば」—— 
そんな思いがきっかけとなり、
秋川高等学院を立ち上げました。 
当校に来る生徒達は、初めから明るく元気なわけでは決してありません。
小、中高で不登校を経験したり、


集団になじめなかったり様々な理由を抱えてやってきました。
でも、それは決して悪い事ではないのです。

例えるなら、少し風邪をひいて休んでいた
だけの事。
誰にでもあるほんの些細な事なのです。
だからこそ、私たちは焦らず、ひとつひとつ丁寧にやっていきます。
少しづつでも学校になれ、友達ができ、
自信を取り戻し、やがてアルバイトや就職へとつなげていく。
そんな「自分らしい歩み方」を応援する場所です。
大事なのは過去ではなく、未来です。
そして、その未来を切り開くのは、
「今やってる事を少しづつやっていく」
その積み重ねなのです。
そうやってやれることが少しづつ増えていって
自信がついていくんです。ここはそんなふうに
なっていける場所なんです。


過去の事はどうでもよいのです。
大事なのは未来のために
今できる事を
少しづつやっていく事。
この事があなたの将来を
輝かせるのです。

ぜひ一度、来てみてください。

NPO法人こどもの自立実践Labo代表理事 戸高 礼司